目次
九星象意の基本
現代的象意・五十音別
あ行 か行 さ行 た行 な行
は行 ま行 やらわ行
現代的象意・九星別
一白 二黒 三碧 四緑 五黄
六白 七赤 八白 九紫
従来の象意
内容説明
まえがき
人の運命を占う気学と呼ばれる学問は、深い歴史的な根拠をもっており、陰・陽・五行や十干・十二支だけでなく、自然界のあらゆるものを分類し、九星の卦象を「象意」と呼び説明されていることはすでにご存じのことと思います。
この九星の歴史は、昭和の大戦の前と後では社会環境が大きく変化し、私たちの生活様式も合わせて変わりました。今日、一般的行動の言葉を一白から九紫に割り振る必要があります。特に、外国語がそのまま使用されております。
そこで私たちは、かねてからこの種の問題を研究しておりましたので、ここに「六人の会」を立ち上げて、諸先輩が造られました象意を今日的に見直すとともに、新しい言葉を検討のうえ整理しました。本書に書かれている象意はそのまま実行することができます。
なお、本書の刊行に、深い援助とご鞭撻を下さいました、東洋書院様のご好意に感謝します。
平成二十一年十二月 六人の会代表 吉野 隆象
凡 例
*象意には、象意に触れる人の状況や、見る角度によって変化する多様な側面があります。たとえば、印鑑は一般的には九紫が対応していますが、実印は六白、銀行印は八白、認め印は二黒が対応します。これは用途によって対応する九星が変化する一例です。
*象意には、対象の本体そのものを象徴する場合、あるいは対象の作用、はたらきを象徴する場合といった違いがあります。たとえば、太陽の本体そのものを象徴する場合は六白が対応しますが、太陽の光の作用を象徴する場合は九紫が対応します。
*この本では実践鑑定によって感得された九星象意を中心に解説しています。