目次
梅花心易精義(全2巻)
鑓田宗准著 上製 A5判 本編280頁 別冊116頁 本体4,800円
最も進化した易といわれる、梅花心易!
梅花心易の立卦法から、判断の秘訣。
梅花心易における霊障占断秘伝や姓名易判断、占例集など、梅花心易をはじめて覚える方から、今よりもっと知識を深めたいかたへ。
まえがき
人は誰でも幸せになりたいものです。二十世紀末からのここ十数年は激動の時代です。
現代のように価値観が多様化したとはいえ、幸せになりたい気持ちが人々の心の中から消え去ったとはとうてい思えません。価値観の多様化とは「誰が何をしても怒られない」、つまり大前提をなくした無秩序の状態とも言えます。言い換えれば、現代はまさしく“激動”です。そしていまこの激動の時代を迎えて、人々の不安と「上昇志向」はますます増大したと言えます。世界中の人々は、毎日毎日幸せを目指して生きているのでしょう。しかし、それが「他人の人生」を犠牲にしたものであってはなりません。自分のことしか考えずに築き上げた「栄華」はいとも簡単に、あっけなく崩れるものであることは歴史が証明しています。
よく、人間は●自分のことは自分が最も分からないものだ●と言われます。「何とかして自分の隠れている能力や秘められている力を知りたい」「本当の自分はこんな程度ではないはずだ!」「私は、いつまでこんな事をしているのだろう?」「本当にこのままでよいのだろうか…」などなど、常に心のどこかで何かが叫んでいませんか? または自分の将来をかいま見たい。あすの幸せを夢見ているだけでは味気ない。本当の自分の希望はどうなのだろうか。今の計画は本当に実現するのだろうか。今つきあっている人と結婚して本当によいのだろうか等々、激動の時代ならばこそ、心の片隅で不安や疑問がつのるばかりです。先の見えないのが世の中ですが、この不安はいつの時代にも生じてきます。そのために過去何千年と、洋の東西を問わずに色々な術が開発されてきました。ここでお話する「梅花心易」にしてもそのような術の一つなのです。
本書は、私個人の乏しい経験を元に、梅花心易占断の中核となる部分を御縁ある皆様にご紹介する目的で書きました。本書をゆっくりと読んでいただければ、梅花心易の妙味を存分に味わうことができると思います。
梅花心易については、本書でいちおうの入門は終わりです。いったい、上級編や秘伝というものは外界や書籍に存在するのでしょうか? もしあるのだとすれば、私は皆様の心の中にのみ存在するものだと思います。いかなる内容も書籍である限りは入門です。使う方の血となり肉となってこそ、初めて「秘伝」ともなり、奥義となるのだと信じております。この術を使う方が一人でも増えて、いちにちも早く明るい日本、本来の日本になってほしいと切に願っています。
易の世界は広大であり、それに引き替え筆者自身はなにぶん浅学非才ですので、各所に誤謬のあることと思います。読者貴兄のご指導を賜りたいと思います。
平成19年2月 吉日 鎗田 宗准 識
目 次
まえがき
《初級編》
第一章 最も進化した易「梅花心易」
──〈梅花心易の特徴〉──
他占術との比較
周易 五行易 気学
その特徴
1 吉凶と象意(意味)と打開策が同時に出る
2 道具がいらない
3 吉凶の程度が実に明確
──〈梅花心易誕生秘話〉──
邵康節略伝
──〈邵康節 名占断の数々(先天法)〉──
1 観梅占 2 牡丹占 3 借り物占
4 一日の運勢占 5 西林寺の額占
第二章 「梅花心易」の立卦法と判断の秘訣
──〈易の基本事項〉──
1 易の爻(こう)と卦について
2 易の卦のかたち
3 八卦(小成卦)の意味と六十四卦(大成卦)について
4 動爻について~的中率アップのカギ~
5 互卦について
6 時刻と年の十二支
7 立卦法について
8 五行の相生相剋について
9 体・用について
10 梅花心易における五行の相生相剋の関係
──〈占断の秘訣・総論〉──
1 易は変化を示すもの
2 吉凶の度合い
3 常識を踏まえた判断
4 占断の注意点のまとめ
《中級編》
第一章 梅花心易先天法の復習
──〈梅花心易の実占例〉──
実例 その1 「堀木訴訟」について
実例 その2 名古屋の女子大生誘拐事件について
──〈邵康節 沈香を買うの占断〉──
第二章 梅花心易先天立卦法と判定法のポイント
──〈よくある質問に対する答え〉──
(1)立卦法のポイント
─卦をたてる時に“時刻”を入れること─
(2)立卦法のポイント
─卦を立てる時に“時刻以外の変化”を入れること─
第三章 梅花心易もう一つの側面・後天法
◆ 邵康節の後天法1 ◆ 老人に憂いの色がある占
◆ 邵康節の後天法2 ◆ 少年に喜びの色がある占
◆ 邵康節の後天法3 ◆ 鶏が哀しく鳴く占
◆ 邵康節の後天法4 ◆ 牛が哀しく鳴く占
◆ 邵康節の後天法5 ◆ 枯れ枝が地に落ちた占
梅花心易の吉凶判定基準について ~周易との違い~
◆ 筆者の後天法占断例 ◆ 我が家の犬の占断
第四章 梅花心易の立卦法
1 物の数で、卦を立てる方法
2 音声で、卦を立てる方法
3 文字を用いて卦を立てる方法
一文字を占う場合~十一文字以上を占う場合
・人間を占う方法
・自分を占う方法
・動物(家畜)を占う方法
・静かなものを占う方法
第五章 霊障占断秘伝
──〈病占に関連して〉──
──〈判定の実例〉──
第六章 実践判定法の原則
──〈体・用を決定する意味 ~その大切さ~〉──
──〈体・用の決定方法と判定の詳細(各論)〉──
(1)人生一代を占う
(2)家宅を占う(日)(これから住む場合)
(3)家宅を占う(月)(転居すべきかの場合)
(4)結婚を占う
(5)出産を占う
(6)願望を占う
(7)功名・名誉・就職を占う
(8)財運を占う
(9)交易を占う
(10)旅行・旅立ちを占う
(11)待ち人を占う
(12)謁見を占う
(13)失せ物を占う
(14)病気を占う
(15)訴訟を占う
(16)墳墓を占う
第七章 梅花心易姓名易断
──〈易卦の立て方〉──
──〈判定法基礎〉──
実例1 小泉純一郎 実例2 毛沢東
実例3 周恩来 実例4 孫文
実例5 ジョージ・ワシントン
実例6 アドルフ・ヒトラー
第八章 易卦判定の秘訣
1「体・用」と、互卦・之卦の秘訣
2「体・用」の相生相剋の秘訣
3「体・用」の衰旺の秘訣
4「体・用」の静動の秘訣
5 占断の際の「坐端」の秘訣
6 占術、剋応の秘訣(応期の見方の秘訣)
7 占断十応の秘訣
8 占断法問答
実践占例集
1 身命占(一) 2 身命占(二)
3 身命占(三) 4 アメリカ大統領選挙占
5 転職占(一) 6 仕事占(一)
7 仕事占(二) 8 転職占(二)
9 「同卦異占」の実例 10 「異卦同占」の実例
11 「先天立卦法」の実例(日の変わり目)
12 「THE 占い」での梅花心易(小口もな美さん)
あとがきにかえて
《別 冊》
付1 八卦象意表 3
先天数1 乾(六白金星) 先天数2 兌(七赤金星)
先天数3 離(九紫火星) 先天数4 震(三碧木星)
先天数5 巽(四禄木星) 先天数6 坎(一白水星)
先天数7 艮(八白土星) 先天数8 坤(二黒土星)
付2 梅花心易人名漢字表
鑓田宗准著 上製 A5判 本編280頁 別冊116頁 本体4,800円
最も進化した易といわれる、梅花心易!
梅花心易の立卦法から、判断の秘訣。
梅花心易における霊障占断秘伝や姓名易判断、占例集など、梅花心易をはじめて覚える方から、今よりもっと知識を深めたいかたへ。
まえがき
人は誰でも幸せになりたいものです。二十世紀末からのここ十数年は激動の時代です。
現代のように価値観が多様化したとはいえ、幸せになりたい気持ちが人々の心の中から消え去ったとはとうてい思えません。価値観の多様化とは「誰が何をしても怒られない」、つまり大前提をなくした無秩序の状態とも言えます。言い換えれば、現代はまさしく“激動”です。そしていまこの激動の時代を迎えて、人々の不安と「上昇志向」はますます増大したと言えます。世界中の人々は、毎日毎日幸せを目指して生きているのでしょう。しかし、それが「他人の人生」を犠牲にしたものであってはなりません。自分のことしか考えずに築き上げた「栄華」はいとも簡単に、あっけなく崩れるものであることは歴史が証明しています。
よく、人間は●自分のことは自分が最も分からないものだ●と言われます。「何とかして自分の隠れている能力や秘められている力を知りたい」「本当の自分はこんな程度ではないはずだ!」「私は、いつまでこんな事をしているのだろう?」「本当にこのままでよいのだろうか…」などなど、常に心のどこかで何かが叫んでいませんか? または自分の将来をかいま見たい。あすの幸せを夢見ているだけでは味気ない。本当の自分の希望はどうなのだろうか。今の計画は本当に実現するのだろうか。今つきあっている人と結婚して本当によいのだろうか等々、激動の時代ならばこそ、心の片隅で不安や疑問がつのるばかりです。先の見えないのが世の中ですが、この不安はいつの時代にも生じてきます。そのために過去何千年と、洋の東西を問わずに色々な術が開発されてきました。ここでお話する「梅花心易」にしてもそのような術の一つなのです。
本書は、私個人の乏しい経験を元に、梅花心易占断の中核となる部分を御縁ある皆様にご紹介する目的で書きました。本書をゆっくりと読んでいただければ、梅花心易の妙味を存分に味わうことができると思います。
梅花心易については、本書でいちおうの入門は終わりです。いったい、上級編や秘伝というものは外界や書籍に存在するのでしょうか? もしあるのだとすれば、私は皆様の心の中にのみ存在するものだと思います。いかなる内容も書籍である限りは入門です。使う方の血となり肉となってこそ、初めて「秘伝」ともなり、奥義となるのだと信じております。この術を使う方が一人でも増えて、いちにちも早く明るい日本、本来の日本になってほしいと切に願っています。
易の世界は広大であり、それに引き替え筆者自身はなにぶん浅学非才ですので、各所に誤謬のあることと思います。読者貴兄のご指導を賜りたいと思います。
平成19年2月 吉日 鎗田 宗准 識
目 次
まえがき
《初級編》
第一章 最も進化した易「梅花心易」
──〈梅花心易の特徴〉──
他占術との比較
周易 五行易 気学
その特徴
1 吉凶と象意(意味)と打開策が同時に出る
2 道具がいらない
3 吉凶の程度が実に明確
──〈梅花心易誕生秘話〉──
邵康節略伝
──〈邵康節 名占断の数々(先天法)〉──
1 観梅占 2 牡丹占 3 借り物占
4 一日の運勢占 5 西林寺の額占
第二章 「梅花心易」の立卦法と判断の秘訣
──〈易の基本事項〉──
1 易の爻(こう)と卦について
2 易の卦のかたち
3 八卦(小成卦)の意味と六十四卦(大成卦)について
4 動爻について~的中率アップのカギ~
5 互卦について
6 時刻と年の十二支
7 立卦法について
8 五行の相生相剋について
9 体・用について
10 梅花心易における五行の相生相剋の関係
──〈占断の秘訣・総論〉──
1 易は変化を示すもの
2 吉凶の度合い
3 常識を踏まえた判断
4 占断の注意点のまとめ
《中級編》
第一章 梅花心易先天法の復習
──〈梅花心易の実占例〉──
実例 その1 「堀木訴訟」について
実例 その2 名古屋の女子大生誘拐事件について
──〈邵康節 沈香を買うの占断〉──
第二章 梅花心易先天立卦法と判定法のポイント
──〈よくある質問に対する答え〉──
(1)立卦法のポイント
─卦をたてる時に“時刻”を入れること─
(2)立卦法のポイント
─卦を立てる時に“時刻以外の変化”を入れること─
第三章 梅花心易もう一つの側面・後天法
◆ 邵康節の後天法1 ◆ 老人に憂いの色がある占
◆ 邵康節の後天法2 ◆ 少年に喜びの色がある占
◆ 邵康節の後天法3 ◆ 鶏が哀しく鳴く占
◆ 邵康節の後天法4 ◆ 牛が哀しく鳴く占
◆ 邵康節の後天法5 ◆ 枯れ枝が地に落ちた占
梅花心易の吉凶判定基準について ~周易との違い~
◆ 筆者の後天法占断例 ◆ 我が家の犬の占断
第四章 梅花心易の立卦法
1 物の数で、卦を立てる方法
2 音声で、卦を立てる方法
3 文字を用いて卦を立てる方法
一文字を占う場合~十一文字以上を占う場合
・人間を占う方法
・自分を占う方法
・動物(家畜)を占う方法
・静かなものを占う方法
第五章 霊障占断秘伝
──〈病占に関連して〉──
──〈判定の実例〉──
第六章 実践判定法の原則
──〈体・用を決定する意味 ~その大切さ~〉──
──〈体・用の決定方法と判定の詳細(各論)〉──
(1)人生一代を占う
(2)家宅を占う(日)(これから住む場合)
(3)家宅を占う(月)(転居すべきかの場合)
(4)結婚を占う
(5)出産を占う
(6)願望を占う
(7)功名・名誉・就職を占う
(8)財運を占う
(9)交易を占う
(10)旅行・旅立ちを占う
(11)待ち人を占う
(12)謁見を占う
(13)失せ物を占う
(14)病気を占う
(15)訴訟を占う
(16)墳墓を占う
第七章 梅花心易姓名易断
──〈易卦の立て方〉──
──〈判定法基礎〉──
実例1 小泉純一郎 実例2 毛沢東
実例3 周恩来 実例4 孫文
実例5 ジョージ・ワシントン
実例6 アドルフ・ヒトラー
第八章 易卦判定の秘訣
1「体・用」と、互卦・之卦の秘訣
2「体・用」の相生相剋の秘訣
3「体・用」の衰旺の秘訣
4「体・用」の静動の秘訣
5 占断の際の「坐端」の秘訣
6 占術、剋応の秘訣(応期の見方の秘訣)
7 占断十応の秘訣
8 占断法問答
実践占例集
1 身命占(一) 2 身命占(二)
3 身命占(三) 4 アメリカ大統領選挙占
5 転職占(一) 6 仕事占(一)
7 仕事占(二) 8 転職占(二)
9 「同卦異占」の実例 10 「異卦同占」の実例
11 「先天立卦法」の実例(日の変わり目)
12 「THE 占い」での梅花心易(小口もな美さん)
あとがきにかえて
《別 冊》
付1 八卦象意表 3
先天数1 乾(六白金星) 先天数2 兌(七赤金星)
先天数3 離(九紫火星) 先天数4 震(三碧木星)
先天数5 巽(四禄木星) 先天数6 坎(一白水星)
先天数7 艮(八白土星) 先天数8 坤(二黒土星)
付2 梅花心易人名漢字表
内容説明
最も進化した易といわれる、梅花心易!梅花心易の立卦法から、判断の秘訣。梅花心易における霊障占断秘伝や姓名易判断、占例集など、梅花心易をはじめて覚える方から、今よりもっと知識を深めたいかたへ。